このレース沿道の方の応援が多かったので、仮装で走ればと後悔してたのですが、「アクアライン」に入ってからは、大会のスタッフのみ。
このスタッフ、もちろんボランティアでしょうが両脇の沿道に10m間隔に1人が立っています。
この日陰がない暑さによっていつ倒れてもおかしくないランナーに備えてか、普通の沿道では応援の方の規制をする為でしょうが、それにしても結構な人数の方がいました。
後半の途中で、そのスタッフの青いブレーカーを着た女子高生風な方が、この暑さで恐らく倒れていて介護を受けてました。
そんなランナーの方はいないと思うし、もちろんいなかったようですがこの橋の上から飛び込まない様にの用心の為でしょうか・・・。
こんな状況なので、橋の下から声が聞こえると思わず手を振り答えます。
船に乗って応援に来てくれる方がいるんです。
まず船に乗ってマラソン大会の応援とは、絶対に他の大会では考えられない事。


そろそろICに近くの18km地点にくると、周りのランナーはやはり給水不足からか皆歩き始めます。
フルマラソンで20kmまでで、すでに歩いてしまうと先が思いやられますが、これから又いつ走れるかも分らない高速道路をゆっくり味わって。



入口もですが、出口もちゃんと料金所を通り出ます。

高速道路を出て、普通のロードに出る時の20km手前に第3関門がありここが12時55分。
電光掲示板の時計ではすでにスタートしてから2時間43分を過ぎていましたが、この先の給水所でゆっくりして、さあこれからと思ったら「アクアライン」で結構歩いたせいかもしれないが、走る気力が失せてしまいこれからはただダラダラ走ったり、歩いたりの繰り返し。

慣れというのは恐ろしく、完全にウルトラペースになってしまってます。
先月の「猪苗代湖ウルトラ65km」の時はこれよりもゆっくりペースで、余裕で完走出来たのですが・・・。

「アウトレットパーク」のエイドで何やら武者行列の応援が。
このエイドでもそうなんですが、この時間帯なのでしょうがすでに食べ物は一切なし。
道路にはバナナの皮が至る処に落ちてました。
スポドリもなく常温の水のみでした。
持っていたスポドリ入れて凍らせたボトルに、まだ氷が残っていたのでそこに少し水を入れて凌ぎました。
この先の私設エイドで、恐らくスーパーで買った氷の袋を持った方に、ランナーがたむろしていましたので、暑くなったどこのレースでもこうゆう時の氷の差し入れが、一番有難いです。

内房線のガードをくぐるころには、どのランナーもぐったり。
この暑さと水分不足が要因でしょう。
小銭を持っていた方は、自動販売機でドリンクを買えるので飲んでいる姿を結構目にしました。

ここからは動揺して画像が全くありません。
そして24km過ぎに何やら前の方が騒がしくなり、周りのランナーもペースが速くなってきているのが分ります。
ここで気付いたが、すでに後の祭りとはこのことでした。
「第4関門」24.6km地点の制限時間が13時35分との事です。
スタートで10分近くロスしてますが、25kmで3時間ちょっと、全く無理なペースでないのですが、今回のコンディション、「アクアライン」でかなりゆっくりしてしまったとは言え、ちょっとこのような市民マラソンにしては厳しいような・・・。
案の定、せめて1分速く走っていればぎりぎり間に合ったのですが、無常にも目の前で関門に引っかかってしまいました。
チップをそこで回収され、正直まだまだ体力は温存しており、30km過ぎに備えていたので充分体調も良かったのですが・・・。
「ゴールまで歩いて帰ってもいいです」と尋ねたら、「バスに乗ってください」とそっけない返事をされました。
市民会館の脇にバスが5台ほど停まってました。
奥のバスから詰めて乗ってくださいとの指示で、一番奥の後の方の席に座っていると、詰め込むはで補助席も全部使って座らせられました。
そしてこの状態で待たされ、バスの中は汗だらけのランナーの熱気でムンムン、冷房は付いているようだが全く利かない。
前のバスも詰まっていて、ゴール付近の交通規制ということで30分以上バスの中で缶詰め状態。
さすがに走った後にこの状態なので、気分が悪くなる方が何人かいて、バスを降りていきました。
この状態ですべての窓が閉め切り状態だったので、思わず「窓開けましょうよ!」と叫んでしまった。
ここで春の「富士五湖ウルトラ100km」で本栖湖の70km手前でタイムアップして、バスに収容されたのを思い出したが、あの時はバスの中が明るくて和気会い合いとゴールまで帰って来たのを思い出しました。
でも収容バスは皆こうゆう雰囲気ですよね~、まああの時はメンバーがメンバーだっとので。。。
バスが出発した後にも駐車場、その先の道路沿いまで関門でストップされたランナーの長い列が延々と続いてました。
なので最後の方のランナーの方は、相当待たされたのでは・・・。
会場近くなったら、まだ交通規制で渋滞に引っかかり当分着かないかなと、バスの中で思っていたら、迂回をして15時前には会場に着いてしまった。
第3関門 19.2km 12:55
第4関門 24.6km 13:55
ここまでが要注意、第5関門 30km 14:20なので30kmまで走れば何とかという感じですが、
制限時間6時間はちょっと厳しい、せめて「東京」「大阪」の7時間と言わないまでも「湘南国際」並の6時間30分にして欲しい、この30分の差は随分違うと思います。

着がえてからゴールするランナーを羨ましく見ながら、ゴールして首からメダルを掛けているランナーを見たら悔しさがにじみ出て会場を後にしましたが・・・。

まあ「アクアライン」を走れたというのが一番の収穫でしたので、完走出来ませんでしたが良しとします。
後で聞いたのですが、30km過ぎのエイドでは色々な食べ物、飲物が用意されていたようです。
完走率70%という事で3000人以上のランナーが完走出来なかったようです。
確かにコンディションは過酷でしたが、制限時間が厳しい。
まだまだ充分走れたランナーは結構いたと思います。

帰りにこんな光景を眺めながら、再び「木更津駅」まで。

「休日パス」を購入していたので「久留里線」にも乗車出来たが、ちょっとこの時間からでは何時に帰れるか分らなかったので、諦めました。

帰りも「快速東京行き」に乗りましたが、途中気分の悪くなった方が出た為とかで、暫く途中の駅に停車。
何かフルマラソンのレース後の帰りの電車では必ずある事です。
今回途中収容でしたので気分、体調は万全、筋肉痛とかも全くない状態ですが、フルマランの後とかに乗物に乗った途端に、気分が悪くなる事が自分も多いので要注意です。
前半の給水とかに問題はあるレースでしたが、何せ1回目の記念大会ですので今後は少し善して戴く事を望みますが、やはり「アクアライン」、「高速道路」を走れると言う唯一のマラソンレースですので、今後は毎年、何年も続いて欲しいものです。
次は25km過ぎのコースレポを紹介出来るようにしますが、第2回目以降参加の方の少しで参考、お役に立てればと思っています。
以上で「アクアラインマラソン」レポを終了します。
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>NICERUNtotoさん
スンマセン「コメント」見落としてました!
そりゃ100km何度も走っている人にとっては、遠い過去のレースになるでしょう・・・。