先日トレラン&ウォーキングに行った大平山のお寺の1つに「大中寺」という由緒あるお寺が
があります。
ここも我尊敬する「上杉謙信」所縁のお寺です。
このお寺には「七不思議」という逸話が残っています。
今回は、昼間に訪れましたがあまり夕方から夜になっての暗い時刻には訪れたくない処です。
●油坂
「ある学僧が燈火欲しさに本堂の燈明の油を盗んで追われ、この階段からころげ落ちたの
が因で死んでから、この階段を上下すると禍にあうという。」
竹の柵がしてありこの階段は登れません。
●枕返しの間
「ある旅人が寺に一夜の宿を乞いこの部屋で本尊の方に足を向けて寝たところ翌朝目が
覚めると頭が本尊の方を向いていたという。」
●馬首の井戸
「土地の豪族晃石太郎が戦に敗れて寺へ逃げ込んだときかくまってくれないのを恨み馬の首
を斬って井戸に投げ入れたが後になって井戸の中からいななきが聞えたという。」
●東山一口拍子木
「寺の東の方のある山で拍子木の音が一声聞えるとかならず寺に異変が起ると伝えられ
ており、その音は住職にだけしか聞えないという…。」
●不断のかまど
「ある修行僧がかまどの中に入って居眠りをしていると、それとも知らず寺男が火をたき
つけたため焼け死んでしまった。それ以来このかまどには火をたやさなくなった。」
●不開の雪隠
「土地の豪族晃石太郎の妻が敵に追われてこの雪隠の中に逃げ込んで自殺してからと
いうもの、開けられたことがないといわれている。」
●根なしの藤
「大中寺開祖快庵妙慶禅師が鬼坊主の霊を葬うため墓標としてさした杖から成長したと
言われる藤の古木」
本堂の裏には、有名な方のお墓などもあり、竹林の先には登山道があります。
見所も結構ありますので、これから紫陽花の花の時期は是非訪れたい場所です。
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